皆さん1つは利用したことのある『普通預金口座』。普段何気なく使用している口座にも特徴があります。
- 普通預金以外の口座を準備しようか迷っている
- 現在、普通預金しか使ってない
- 口座は1つにまとめている
今回は上記の様な方に向けて、『普通預金口座』についての、メリット・デメリットについてまとめています。
普通預金にデメリットがあるなんて聞いたことないなぁ…。
普通預金口座について
普通預金は、給与受取や毎月の支払い指定等、自動振替機能を設定することが可能な『お財布代わり』になる口座です。
手数料がかかる事もあるけど、ATMに行けば好きな時に入出金もできます!
デメリット
- 増えない(金利がほぼなし)
- 元本保証に制限がある
- 時間や銀行によって、出金手数料がかかる
メリット
- お財布代わりに入出金が可能
- 給与受取や引き落としに設定できる
普段使いに特化した口座のため、金利はほぼつきません。
また、万が一、銀行に何かあった時の保証として、1つの金融機関につき、元金1,000万円とその利息までの元本保証があります。
元本の中には、同じ金融機関で定期預金等の円預金の金額が入るよ!
そのため、〈貯める〉事を考えるなら定期預金や口座を分けること、〈増やす〉事を目的とするなら少しリスクを取っても、投資を選択する等、目的別に考えてみることが大切です。
利息がほぼ0
金利??考えたことないから別にいいや〜。
それは正直もったいないです…。
普通預金の現在の金利は0.001%~0.2%。ネット銀行の方が高金利に設定されています。
利息決済が大体6ヶ月に1回、年に2回あります。税金は利息に対して20.315%かかります!
※0.1円以下は切り捨てになります。
例)1年以上使う予定がない100万円があったとすると、普通預金(年0.001%)のままにしておくと、 初めの半年間では ★(100万円×0.001%)÷1/2年=5円 ★税金が5×20.315%=1円 ☆利息5円-税金1円=実際に振り込まれる利息4円となります。 残り半年間分は ★(100万4円×0.001%)÷1/2=5.00002 ★税金は5×20.315%=1円 ☆利息5-1=4円
せっかく100万円を普通預金に1年間預けていても、増えるのは4円+4円=8円です。
せっかくなので、金利の良い金融機関で普通預金口座を作り直すor定期預金等の預金種類を見直すのが良いかも知れません。
実は元本保証がある!
先程も説明したように、1つの金融機関ごとに普通預金や定期預金、円預金の元金の合計1,000万円とその利息の元本保証があります。
これは、万が一、銀行が倒産した時に保証されるとされている金額となり、全ての金融機関で設定されています。
通帳の規約に書いてあるので、気になる人は見てみてください!
ここでのポイントは、円預金の合計ということです。
もし、合計で1,000万円以上の資産を1つの金融機関に預けていて、『万が一』が起こったら…。
また、同じ100万円を普通預金か定期預金、または貯蓄預金等、自分に合った預金口座を選ぶことで、1円でも多く資産を増やす事ができるかもしれません。
普通預金以外の預金??
金利が高いほど、お金が増えるってことは分かったけど、100万円の貯金までもう少し…。
私にはまだ早そう。。
長期間、使う予定のない資金がある方は、ほとんどの金融機関で、10万円以上からできる定期預金があるのでご利用の金融機関の定期預金を調べてみてください。
まとめ
今回は、普通預金口座について詳しくなれたと思います。
普通預金は『お財布代わり』の口座と覚えておきましょう!
預金に入っている金額によっては、勿体ないことをしているかも…。
金利について、考えた事がなかった方も、今回の記事で『口座の使い方』を見直すきっかけとなれば嬉しいです。
『貯めたい』のか『増やしたい』のかを考えることも大事ですね!
資金がまだまだ…という方でも、金利の良い可能性がある預金口座の種類は他にもあるので、自分に合う口座を選択していきましょう!
例えば、円預金だと
- 貯蓄預金
- つみたて預金
- 定期預金
- 財形貯蓄
の等の預金種類があります。
聞いたことない預金の種類が…!!
今後、別の口座種類についてもまとめていこうと思うので、楽しみにしていただければと思います。
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